2 存在のお召し

49 遊女の姿でお見えになった神様

aparke 2025. 5. 23. 10:54
  遊女姿お見えになった
王上3:17 ひとりの女が言った。「わが君。私とこの女とは同じ家に住んでおります。私はこの女といっしょに家にいるとき子どもを産みました。
王上3:18 ところが、私が子どもを産んで三日たつと、この女も子どもを産みました。家には私たちのほか、だれもいっしょにいた者はなく、家にはただ私たちふたりだけでした。
王上3:19 ところが、夜の間に、この女の産んだ子が死にました。この女が自分の子の上に伏したからです。
王上3:20 この女は夜中に起きて、はしためが眠っている間に、私のそばから私の子を取って、自分のふところに抱いて寝かせ、自分の死んだ子を私のふところに寝かせたのです。
王上3:23 そこで王は言った。「ひとりは『生きているのが私の子で、死んでいるのはあなたの子だ。』と言い、また、もうひとりは『いや、死んだのがあなたの子で、生きているのが私の子だ。』と言う。」
王上3:24 そして、王は、「剣をここに持って來なさい。」と命じた。剣が王の前に持って來られると、
王上3:25 王は言った。「生きている子どもを二つに断ち切り、半分をこちらに、半分をそちらに与えなさい。」
王上3:26 すると、生きている子の母親は、自分の子を哀れに思って胸が熱くなり、王に申し立てて言った。「わが君。どうか、その生きている子をあの女にあげてください。決してその子を殺さないでください。」しかし、もうひとりの女は、「それを私のものにも、あなたのものにもしないで、断ち切ってください。」と言った。
王上3:27 そこで王は宣告を下して言った。「生きている子どもを初めの女に与えなさい。決してその子を殺してはならない。彼女がその子の母親なのだ。」
 最初のアダムは罪の奴隷となりました。もう最初のアダムは遊女になりました[1]。もう最初のアダムの体は死の体になりました。第2位神様が最後のアダムになります。第2位神様が死の体をお召しになります。第2位神様が遊女になります。最初のアダムを生かされるために、第2位神様が遊女になります。
 赤ちゃんを殺した女性はサタンを、赤ちゃんを生かそうとする女性は主イエス様を象徴します。サタンは人間を殺します[2]。多くの人間がサタンに誘惑されて死にました[3]。しかし、まだ生きている人間がいます。主イエス様は彼らを守ろうとします。サタンは彼らを殺そうとします[4]
 神様は死に至るまで戒めを守る[5]殉教証人の数を定められました[6]。第6日が終わる前に、第7日が始まる前に[7]、殉教証人の定められた数がすべて満ちることになります。6番目の1000年が終わる前に、7番目の1000年が始まる前に[8]、殉教証人の定められた数がすべて満ちることになります。すべての人間が誘惑され殉教証人が出てこないと、戒めの真実さは証明されません。被造物が守れない戒めを、神様が被造物に守れと命じられたことになってしまうのです。
 すべての人間が誘惑されて死ぬと、戒めは廃止されます。戒めが廃止されると、サタンは裁かれません。ですから、サタンはすべての人間を誘惑して殺そうとします。サタンはまだ生きている赤ちゃんまでも殺そうとします。公平な分配のために、赤ちゃんは2つに分けられるべきです。公正な戒めによって、赤ちゃんは死ななければなりません[9]。公正な戒めによって、人間はすべて死ぬべきです[10]
 女性は赤ちゃんに向けた愛に胸が熱くなります。主イエス様は人間に向けた愛に胸が熱くなります。赤ちゃんを生かすために、女性は自分自身を捨てます。人間を生かされるために、主イエス様はご自分を捨てます。女性が子供を捨てるという意味は、死ぬのと同じ決定です。人間を生かされるために、主イエス様は十字架で死にます。死ぬべき赤ちゃんの代わりに、女性が死にます。死ぬべき人間の代わりに、主イエス様が死にます。
 十字架を通して、人間は神様の愛を悟ります[11]。神様の愛を悟り、人間が戒めを守ります[12]。十字架を通して、罪が赦されます。罪の赦しを受けた人間たちに聖霊神様がお見えになります[13]。主イエス様の血で[14]、新しい契約が結ばれます[15]。聖霊神様はすなわち新しい契約です[16]。新しい契約を通して[17]、人間が戒めを守ります[18]
 人間が戒めを守るので、人間は死に打ち勝ちます[19]。人間が死に打ち勝つので、戒めの真実さが証明されます[20]。戒めの真実さが証明されたので、戒めは裁きの基準として立てられます[21]。さて、戒めを破る犯罪者に対する裁きが執行されます[22]


[1] ヤコ4:4 貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。

[2] イザ14:20 あなたは墓の中で彼らとともになることはない。あなたは自分の国を滅ぼし、自分の民を虐殺したからだ。悪を行なう者どもの子孫については永久に語られない。

[3] ヨハネ8:44 あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。

[4] ヨハネ10:10 盗人が來るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが來たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。

[5] ヨハネ15:13 人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。

 ヨハネ15:14 わたしがあなたがたに命じることをあなたがたが行なうなら、あなたがたはわたしの友です。

[6] 6:9 小羊が第五の封印を解いたとき、私は、神のことばと、自分たちが立てたあかしとのために殺された人々のたましいが祭壇の下にいるのを見た。

 黙6:10 彼らは大声で叫んで言った。「聖なる、真実な主よ。いつまでさばきを行なわず、地に住む者に私たちの血の复讐をなさらないのですか。」

 黙6:11 すると、彼らのひとりひとりに白い衣が与えられた。そして彼らは、「あなたがたと同じしもべ、また兄弟たちで、あなたがたと同じように殺されるはずの人々の数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいなさい。」と言い渡された。

[7] 2:1 こうして、天と地とそのすべての万象が完成された。

 創2:2 それで神は、第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち、第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた。

[8] 2ペト3:8 愛する者たちよ。この一事を忘れてはならない。主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。

[9] ロマ2:12 律法なしに罪を犯した者はすべて、律法なしに滅び、律法の下にあって罪を犯した者はすべて、律法によってさばかれます。

[10] ロマ3:19 さて、私たちは、律法の言うことはみな、律法の下にある人人に対して言われていることを知っています。それは、すべての口がふさがれて、全世界が神のさばきに服するためです。

 ロマ3:20 なぜなら、律法を行なうことによっては、だれひとり神の前に義と認められないからです。律法によっては、かえって罪の意識が生じるのです。

[11] 1ヨハ3:1 私たちが神の子どもと呼ばれるために、―事実、いま私たちは神の子どもです。―御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。世が私たちを知らないのは、御父を知らないからです。

[12] ガラ2:20 私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。

[13] 使徒2:38 そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス__キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。

[14] ルカ22:20 食事の後、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。

[15] ヘブ9:18 したがって、初めの契約も血なしに成立したのではありません。

 ヘブ9:19 モ-セは、律法に従ってすべての戒めを民全体に語って後、水と赤い色の羊の毛とヒソプとのほかに、子牛とやぎの血を取って、契約の書自体にも民の全体にも注ぎかけ、

 ヘブ9:20 「これは神があなたがたに対して立てられた契約の血である。」と言いました。

 ヘブ9:21 また彼は、幕屋と礼拝のすべての器具にも同様に血を注ぎかけました。

[16] 2コリ3:6 神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格をくださいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。文字は殺し、御霊は生かすからです。

[17] ロマ8:1 こういうわけで、今は、キリストイエスにある者が罪に定められることは決してありません。

 ロマ8:2 なぜなら、キリストイエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです。

[18] ヘブ8:8 しかし、神は、それに欠けがあるとして、こう言われたのです。「主が、言われる。見よ。日が來る。わたしが、イスラエルの家やユダの家と新しい契約を結ぶ日が。

 ヘブ8:9 それは、わたしが彼らの先祖たちの手を引いて、彼らをエジプトの地から導き出した日に彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らがわたしの契約を守り通さないので、わたしも、彼らを顧みなかったと、主は言われる。

 ヘブ8:10 それらの日の後、わたしが、イスラエルの家と結ぶ契約は、これであると、主が言われる。わたしは、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつける。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。

[19] 1コリ15:54 しかし、朽ちるものが朽ちないものを着、死ぬものが不死を着るとき、「死は勝利にのまれた。」としるされている、みことばが実現します。

 1コリ15:55 「死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。」

 1コリ15:56 死のとげは罪であり、罪の力は律法です。

[20] 1ペト1:12 彼らは、それらのことが、自分たちのためではなく、あなたがたのための奉仕であるとの啓示を受けました。そして今や、それらのことは、天から送られた聖霊によってあなたがたに福音を語った人人を通して、あなたがたに告げ知らされたのです。それは御使いたちもはっきり見たいと願っていることなのです。

 1ペト1:13 ですから、あなたがたは、心を引き締め、身を慎み、イエスキリストの現われのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。

[21] 10:5 それから、私の見た海と地との上に立つ御使いは、右手を天に上げて、

 黙10:6 永遠に生き、天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを創造された方をさして、誓った。「もはや時が延ばされることはない。

 黙10:7 第七の御使いが吹き鳴らそうとしているラッパの音が響くその日には、神の奥義は、神がご自身のしもべである預言者たちに告げられたとおりに成就する。」

[22] 11:15 第七の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、天に大きな声 が起こって言った。「この世の国は私たちの主およびそのキリストのものとなった。主は永遠に支配される。」

 黙11:16 それから、神の御前で自分たちの座に着いている二十四人の長老たちも、地にひれ伏し、神を礼拝して、

 黙11:17 言った。「万物の支配者、常にいまし、昔います神である主。あなたが、その偉大な力を働かせて、王となられたことを感謝します。

 黙11:18 諸国の民は怒りました。しかし、あなたの御怒りの日が來ました。死者のさばかれる時、あなたのしもべである預言者たち、聖徒たち、また小さい者も大きい者もすべてあなたの御名を恐れかしこむ者たちに報いの与えられる時、地を滅ぼす者どもの滅ぼされる時です。」